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光造形の試作業務
設計・デザインから光造形技術で試作品を製作いたします。
光造形で試作品を製作する目的
光造形で試作品を製作する目的を改めて確認しておきましょう。
- 設計した製品、部品を実際の形にすることで検証ができる
- 外観デザインの検証ができる
- 光造形技術であれば短期間に低コストで試作品が完成する
- 柔軟性~硬度のある最適な素材で製作できる
このような理由で光造形技術を使った試作品作りが行われています。
光造形試作で難しい点としては
・大きな部品ができる施設は限られコストも高い
・素材色が限られるのでカラー再現は塗装となる
このような点がありますが、メリットが上回るため光造形による試作品作りが広く使われるようになっています。
試作品データについて
試作品のデザインデータは、当社で作成も可能です。また、お客様からのデータ持ち込みも可能です。
STL、STEP、solidworksファイル形式を推奨しております。
トップ・サポートあり
マージ(組み合わせ)
素材の特長
ベーシック | 一般的な汎用樹脂に近い物性をもっており、造形ピッチにより精密な部品が製作可能です。一般的なグレードで透明の指定であれば、ベーシックの透明材(CLEAR)となります。 | 白色・ 半透明 |
---|---|---|
リジッド | 剛性と精度を持ち合わせたエンジニアリング用樹脂です。 ガラスで補強されている為、変形しにくく、非常に滑らかな肌触りが特徴となっております。 |
白色 光沢 |
デュラブル | ポリプロピレン(PP)プラスチックや高密度ポリエチレン(HDPE)の特性をもつ樹脂で、製品のプロトタイプ製作や高い伸張性、変形率または耐衝撃性が求められる用途に適しています。 | 半透明 |
ハイテンプ | 曲げ応力0.45Mpaで熱変形温度(HDT)289℃という3Dプリント用素材としては高温の耐久性を誇る樹脂です。非常に高温の環境下に置かれる部品などの製作に最適です。また、鋳造や熱成形といった生産工程用の素材としても使用できます | 半透明 |
フレキシブル | 80Aデュロメーター硬さのゴムライクの特性をもった樹脂で、耐衝撃性や圧縮性に優れる。 80Aデュロメーターのゴムと同等になり、曲げや圧縮が必要な部品の試作に適しています。 |
灰色 弾性 |
光造形試作での物性表
光造形試作での物性表になります。ABSとPPは比較のために掲載しました。
引っ張り強度 (Mpa) |
引っ張り 弾性係数 (Gpa) |
アイゾッド 衝撃強度 (J/m) |
荷重たわみ温度1.8MPa (℃) |
荷重たわみ温度 0.45MPa(℃) |
最小造形ピッチ | |
ベーシック | 65 | 2.8 | 25 | 58.4 | 73.1 | 0.05 or 0.1 |
---|---|---|---|---|---|---|
リジッド | 75 | 4.1 | 18.8 | 74 | 88 | 0.05 or 0.1 |
デュラブル | 31.8 | 1.26 | 109 | 43.3 | 0.05 or 0.1 | |
ハイテンプ | 51.1 | 3.6 | 14 | 130 | 269 | 0.05 or 0.1 |
フレキシブル | 7.7-8.5 | 軟化点230 | 0.05 or 0.1 | |||
ABS | 23-55 | 1.9-2.8 | 75-640 | 80-84 | 90-100 | |
ABSガラス20% | 73 | 5.1-6.1 | 59-75 | 99-104 | ||
PP | 31-41 | 1.1-1.6 | 22-75 | 57-68 | 95-100 |
*ABS、ABSガラス20%、PPについては試作品用物性表と比較のため一般成形材料として参考までに記載しています。
光造形試作 製作例
● ベーシック作成事例
ボールペン本体 サポート付き
ボールペン_クリアー2部品・ゴム1部品計3部品
サポート付
ボールペン3部品仕上完成
透明+ゴム_ボールペンAssy
電子部品筐体
電子部品筐体
電子部品筐体・デバイス組込みテスト
電子部品筐体・デバイス組立てテスト
製造冶具
デュラブル作成事例
ラッチ_ジョイント部品
ラッチ_ジョイント部品
ラッチジョイントテスト動画
ハイテンプ作成事例
お城(彦根城)
スクリュー
フレキシブル作成事例
ゴムボタン+ボールペン_ゴムグリップ部
造形完了後、仕上げ前のサポート付き
ボールペンとボタン
ボールペン グリップ部 ゴム感
ボタンのゴム感
リジッド作成事例
ロゴプレート
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